不動産に強い弁護士に無料相談【東京・神奈川・埼玉・千葉】
安心と信頼のリーガルネットワーク弁護士法人泉総合法律事務所不動産問題

その他不動産トラブルに関するよくある質問

Q

共同担保目録とは?

A
共同担保目録とは、借入やローンの担保となっている複数の不動産をまとめて一覧にしたものです。

担保とは、債務者本人が返済できなくなっても債権を回収するためのものです。不動産を担保とするときには、基本的に不動産に抵当権を設定します。
抵当権の権利者はお金を借りた債務者が返済不能となれば、抵当権を設定してある不動産を裁判所で競売し売却金を手に入れることができます。

そして、抵当権は一つの債権につき必ず一つの不動産にしか設定できないというわけではありません。
「共同担保」と言って、一つの借入を担保するため複数の不動産に抵当権が設定されることもあるのです。
身近な例では、戸建ての住宅を住宅ローンで購入したときのように、土地建物がセットとなってはじめて十分な価値が生じるケースがあげられます。
借入額が大きい、または不動産価格が小さいため、複数の不動産を積み上げるケースもあるでしょう。
この共同担保を、債権ごとに一括して記載した登記事項が共同担保目録というわけです。

共同担保目録は登記事項の一つです。不動産の登記事項証明書を取得するときに共同担保も目録の記載を求めれば、同証明書で確認できます。
[質問 96]
関連するよくある質問
現在、不動産分野の新規受付を停止しております。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。